医療事務がなぜこれほどまで注目をされているのでしょうか。その理由は医療事務は雇用形態が様々で、正社員からパートやアルバイトまで様々です。そのため、ご家庭の都合に合った働き方を選ぶことが出来るので、小さなお子様を抱えている女性の方から高い人気があります。
個人病院の場合、朝来たら院内の清掃から始めます。患者さんが座る椅子や床を綺麗にしたり、カウンターの清掃など院内の様々な所を清掃します。大きな病院の場合清掃をしてくれるスタッフがいる場合が多く、その場合は患者さんのカルテの整理やパソコンなどの電子機器の立ち上げなど、患者さんが来る前に様々な準備を行います。
来院された方の診察券や保険証の確認を行います。特に月に1度の保険証の確認はしっかり確認をします。新患の方の場合は住所などの個人情報の記載をしてもらう必要があります。また、大きな病院の場合、患者さんがどの診療科へ行くか分からない事もあります。そのため、案内業務も行うことがあります。
注射や手術など医療資格が必要とすることは行いませんが、スタッフが不足している場合、看護助手のような作業を行う場合があります。包帯などの医療に必要な道具を取りに行ったり、お子様が注射で暴れている場合の補助など様々なことを行います。
患者さんから今日受けた診察内容の書類を受け取り、会計業務を行います。診察内容や投薬を行った場合は点数の加算、薬が出されている場合は処方せんの作成を行います。これらの点数を計算したらお会計業務を行います。
お会計業務が終了したら、次の予約を行います。大きな病院の場合は診察の際に医師が次の予約をパソコンで予約をする事がほとんどですが、個人病院の場合お会計業務の後に次の予約業務を行う事もあります。患者さんに次の予約を必ず確認をしましょう。
医療事務に向いている性格は、1日同じ場所で同じ作業を繰り返します。そのため同じ作業をしても耐える事ができる人、細かな計算を必要とする仕事なので、正確に計算が出来る人や細かな作業をする事が苦ではないという人という方が医療事務に適しています。